キリっとしたラインとインターロッキング舗装～お客様のご要望で、デザイン性が高く、駐車場は将来的にも不陸が出ない土間コンクリートにしました。玄関まで、キリっとしたまっすぐなラインを一本通し、道路際と玄関前の一部にインターロッキング舗装を入れました。自然石の石畳調の風合いが再現されたインターロッキングでナチュラル感を出しています。

インターロッキングの幅に細かく変化をつけることで、モダンだけれどもかっちりとしすぎないナチュラルモダンな雰囲気に仕上げています。目地もインターロッキングラインと人工芝目地と2種類使用しています。人工芝目地を駐車場に入れることにより、お庭の人工芝と空間の連続性が出てきます。

ＢＢＱコーナーと物置の配置を工夫～リビングの掃き出しサッシの前には、お庭に出やすいように、樹脂製のウッドデッキ（1間×3尺）を設置しました。ウッドデッキの前は45㎝角の輸入平板（森造園オリジナル）を敷き、ＢＢＱコーナーをつくりました。物置の配置は、合えて建物に近い方にご提案しました。

通常物置は敷地の道路側の角に置かれることが多いですが、道路側から見るとボリュームがあり、目立ちすぎてしまいます。またお部屋からお庭を眺めた時に物置を眺めるようになってしまいます。建物に近い場所に置くと、室内からの視界にはいることもなく、ファサードの雰囲気を壊しません。今回は、冬季も物置の使用も配慮して、ＢＢＱコーナーから物置へのアクセスも兼ねています。また、お庭と駐車場が分離しないように、ラインをそろえたりデザイン的に工夫しています。

シンボルツリーと花壇の配置を工夫～シンボルツリーの配置は、室内からの風景と外側からのみたファサードの見え方と、、2通りで考えます。

今回は、目隠しフェンスとカーポートの間に配置しました。樹木の足元から花壇をつなげています。ファサードに柔らかさと潤いを与えると同時にリビング前を柔らかく目隠ししています。リビングから眺めることのできる花壇は、家族の団欒の話題にもなりますね。