お庭で快適に過ごすための必須アイテムが日除け『シェード』です。掃き出しサッシの前に設ける場合や、タイルデッキやウッドデッキ上に設ける場合、かなりの高さが必要です。今回は2.9ｍの高さの柱を用いて、タイルデッキ上部をフレームで囲い、シェードの設置を可能にしました。

お隣と同時並行で建築工事が進んでいたＯ様邸。タイルデッキ正面にお隣の窓があることが途中で分かりお悩みでした。お隣のサッシを隠したい場合は、2.4ｍ以上の高さの目隠しが必要です。採光も遮らないように配慮して、半透明のポリカーボネートパネル、プラスＧスクリーンで目隠しをご提案しました。

「安全安心なプライベートガーデンを実現　　　　　　　　～目隠しの高さ・素材に変化をつけて～

「子どもたちにお庭で思いっきり遊んでほしい」という想いを抱いていたＯ様。お庭の入口には門扉をつけて、全体を囲ったクローズド外構にしました。囲いたいけれども、圧迫感も出したくないというご要望から、道路側、隣地側と高さや素材に変化をつけてご提案しました。それぞれがぶつ切りにならないように、フレームを絡ませたり連続性を持たせたデザインとしました。

イタリア製タイルがお洒落なタイルデッキ 奥様の夢だったリビングからつながるタイルデッキ。タイルの質感、色調にもこだわりました。今回使用したのはイタリア製のタイル「バルジェ」。自然石珪岩のゴールドとグレーが混合された色調を鮮やかに再現したタイルです。タイルのサイズも450角の大判サイズを使用することで、より一層高級感が高まります。 リビングからも緑を眺めることが出来るようにタイルデッキの一角に植栽スペースを設けています。 細長い形状のお庭でしたので、動線や他のゾーンとのバランスを取りながら、タイルデッキの角に斜めの階段を設けています。

【ガーデニングスペース】人工芝のエッジ（縁取り）にはピンコロを使用し、ガーデンニング出来るスペースをお庭の外周に設けています。